【休職体験記】【第8話】リワークに通って泣かずに過去を語れた日、私は社会に戻る準備ができていた

今回は復職へ向け、
- 「リワークって何?」から始まった私の挑戦
- 初日、緊張と不安を抱えて足を踏み出した
- 少しずつ思い出す「本来の自分」
- 人の言葉に救われた。変わっていった私
- 「泣かずに語れた日」が教えてくれたこと
- 社会との接点は、一歩ずつ取り戻せばいい
「リワークって何?」から始まった私の挑戦
休職してしばらく経った頃、以前に休職を経験していた友人から「
その子は本を使って自宅でリワーク的なことをしていたそうで、
しばらくして復職について会社と連絡をとり始めた頃、「
リワーク施設とは、
平日9時〜16時半ごろまで、会社のような時間帯で通所します。
私が通ったのは医療機関と連携した施設で、
プログラムはストレスマネジメントの授業、自習、軽い運動、
「リワークって何?」「種類の違いは?」という方は、
kyushoku-taikenki.hatenablog.com
初日、緊張と不安を抱えて足を踏み出した
通所の前夜は「休職期間もあと少し。
でも「リワークに行けなきゃ、会社にも戻れない」と思い、
見学に行っていたこともあり、
でも実際には、私の話をきっかけに声をかけてくれる人がいて、「
少しずつ思い出す「本来の自分」
リワークに通いながら、少しずつ「自分ってこんな人だったかも」
ある日、以前上司のタスク管理を手伝っていた話をしたあと、「
その一言でハッとしました。「たしかに、やってたじゃん、自分…
毎月末の「リワーク報告会」
人の言葉に救われた。変わっていった私
定期的なカウンセリングの中で、
「あなたは200キロのストレートしか投げられないピッチャーみたい」
一球で全部決めようとしすぎてる、
人との距離も、無意識に詰めすぎていたのかもしれません。
それ以来、人との関わり方にも少しずつ変化が出てきました。
「泣かずに語れた日」が教えてくれたこと
リワークに通ううちに、生活リズムが整い、
そして何より、「休職前のことを話しても泣かなくなった」
辛かった出来事も、
社会との接点は、一歩ずつ取り戻せばいい
リワークで過ごした日々の中で、
「そんなに頑張らなくていいんだよ」
「そのままでいいよ」
同じように休職した人たちと過ごす中で、「ひとりじゃない」
リワークに通って一番よかったのは、
-
辛かった過去を笑って話せるようになったこと。
-
本来の自分を取り戻して、自信が戻ってきたこと。
社会との接点は、一足飛びでは戻ってきません。
でも、一歩ずつなら、ちゃんと戻れる。
私は今、そう信じられています。
(次回)
復職が不安で眠れない夜に、私が頼ったもの